【 じょさんしカフェ online】vol.3 『 離乳食』

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離乳食を、本や専門家に言われた時期から始めても、全然食べてくれない事、ありませんか?
せっかく、試行錯誤して作ったのに、食べてくれないとがっかり。

作ったそばからパクパク食べる子を見ると羨ましく思うこともあると思います。

 「離乳食」は漢字で書くと「乳を離れる」と書くので、

授乳をやめるために食べ始めることと思いがちなのですが、実は、「補完食」と言って「完全になるよう補うもの」という意味があります。

 

 つまり、母乳やミルクが完全な食事で、離乳食は、それを補うものなんです。一般的に6ヵ月を過ぎるころから、おっぱいやミルクだけでは補いきれない栄養(鉄分やビタミン、ミネラル)を、「離乳食」で補うために食べ始めるのです。

ですので、おっぱいが大好きで離乳食を食べなかったとしても、何の心配もいらないです。

おっぱいが完全な食事で、それ以上に補う必要がないから、食べてくれないだけなのです。

それに、離乳食を始める時期って、栄養を補うためだけではなく、
「食べる事って、楽しいな~」
「食べ物って、おいしいな~」
と実感してもらう時期でもあります。


食べてくれないからと、
こわーい顔であげていませんか?
なんで食べないのよ!食べてよ!と思いながらあげていませんか?
ママやパパがご飯を食べる時間とは別に離乳食をあげていませんか?

大好きなママが怖い顔で、不機嫌そうにしながら「あーん」されても、きっと嬉しくないですよね。
赤ちゃんが一人で食べても、きっと楽しくないですよね。

一緒にいながら楽しく離乳食をあげても食べないのであれば、それはそれで作らなくてもまだいいんだー!母乳やミルクで足りているんだー!ラッキー!くらいに思ってもいいです。

離乳食を食べていなくても、元気ですか?
成長や発達も、その子なりに順調ですか?
元気いっぱいでよく笑いますか? 

元気で、発達も問題なくて、ご機嫌なのであれば、今はまだ必要じゃない時期なんでしょう。

いずれ、赤ちゃんが必要となれば、食べてくれるようになります。食べてもらうために、母乳の量を減らしたり、ミルクの量を調整しても大丈夫ですよ。

 

 

info

 

筆者

杉浦加菜子(Kanako Sugiura)

・日本の助産師・看護師・保健師
・2児の母
・じょさんしカフェonline 代表
・出張専門あおぞら助産院 院長
・日本助産師会 会員
 
愛知県出身。幼少期にアメリカミシガン州に住む。帰国後、看護学生時代に出産のビデオを観て助産師になると決意。助産師として東京都内の周産期病院とクリニックの産科とNICUに勤務。長女9ヵ月の頃、夫の転勤のためオランダ在住。在蘭中、日本人ママ向けにマタニティヨガや、ベビーマッサージ、子育て相談を開催。次女をオランダで自宅出産後、夫の会社の都合でわずか産後3週間で日本に帰国する。帰国後、自身の海外での妊娠、出産、子育ての経験から「世界中どこにいても安心して自分らしく生き、子育てできる環境を作りたい!」と思い続け、2019年1月に「じょさんしカフェonline」を立ち上げる。
現在、世界中に住む日本人ママの、妊娠・出産・子育てに関する相談やお話の場、子育ての学びができる場になっています。