【まとめ】バンコクの大気汚染から、健康リスクを避けるためにするべきこと

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2019年初頭、バンコク都立の公立学校437校や、バンコク日本人学校も臨時休校になった「大気汚染」の悪化。


 

登校が制限されるほど空気が悪いとなると、子どもたちの健康への影響が心配ですね。


 

汚染された大気のなかの日常生活で、健康リスクを減らすためにできることをまとめてみました。

 

 

大気汚染の原因のひとつ「PM2.5」ってなんだろう?

引用:政府広報オンライン「PM2.5」による大気汚染 健康に及ぼす影響と日常生活における注意点

PM2.5は、自動車や工場などから排出された粉じんが、大気中に浮遊したもの。

粒子のサイズは、花粉や黄砂よりも小さいのです。

髪の毛の太さの30分の1ほどで、肺の奥深くまで入りやすく、ぜんそくや気管支炎、肺がん、心筋梗塞、脳梗塞などへの影響が指摘されています。

 

バンコクの汚染度はどのくらい?

現在の大気汚染の程度を示す「大気質指標(AQI)」は、インターネットで常時公開されています。

AIR QUALITY BANGKOK

 

 

バンコクの大気汚染:リアルタイム大気質指標(AQI)

画像は、2月1日11:00時点のもの。AQIは153(9:00更新値)。

健康に良くない」と出てますね。

グラフを見ると、水曜〜木曜の数値が真っ赤。

数値が高かったことがわかります。

最大200って、そりゃ臨時休校になるよね。

 

大気汚染によって、どんな健康リスクがあるの?

PM2.5が体内に入ることによって、こんな症状が出る可能性が指摘されています。

眼科系疾患(結膜炎)
眼のかゆみ、腫れ、流涙、目やに、 など

呼吸器疾患(上気道炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患, 肺が ん、肺炎など)
くしゃみ、鼻水、咳、痰、喘鳴、呼吸困難 (労作時、安静時)、など

心血管系疾患(狭心症、心筋梗塞、不整脈、動脈硬化、血 栓形成など)
動機、息切れ、胸痛、脈不整、血圧上昇、 など

神経・脳
頭重感、疲労感、不安感、うつ、など

 

とくに下記にあてはまる人は、要注意とされます。

高齢者
呼吸器疾患のある方(気管支喘息、 COPD、慢性気道感染症など)
基礎疾患がある方(循環器疾患、糖 尿病、高脂血症など)
喫煙者
敏感な方
乳幼児、妊婦
学童期
野外活動中心の成人

 

健康リスクを減らすためにできること

大気質指標(AQI)の数値が高いからといって、いますぐバンコクを離れる、とはいきませんよね。

日常生活の中で、どんな対策があるか、調べてみました。

 

まず、汚染度のレベルを調べよう

朝起きたら、まずは今日の大気質指標(AQI)を調べてみましょう。

バンコクの大気汚染:リアルタイム大気質指標(AQI)

数値が高い日は、不要な外出を控え、長時間の屋外運動も控えた方が無難です。

 

外出するときは「マスク」をする

PM2.5など、汚染物質が体内に侵入するおもな経路は「口」と「鼻」。

進入経路をマスクで防護することが、有効な対策のひとつです。

 

マスクの選び方

 

PM2.5は、花粉や黄砂よりも小さい粒子。

そのため、その粒子のサイズに対応したマスクでないと、効果がないとされています。

見分けるポイントは、マスクの性能を示す規格が表示されているかどうか。

PM2.5に対応した規格には「N95」や「DS2」などがあります。

N95」は、米国労働安全衛生研究所(NIOSH)の規格。

「DS2」は日本の規格です。日本の厚生労働省が定める基準をクリアしたものを「防じんマスク」と呼び、「N95」と同等の効果を得られるのが「DS2」です。

 

マスクのつけ方

  • 顔面とマスクの間に「隙間」ができないように装着
  • ヒモが緩まないようにする
  • 顔のサイズにあったものを使用する(子どもには、子ども用サイズを)
  • 空気が漏れる部分がないか確認する
  • 使いすてのものを何度も使用しない

 

PM2.5対応マスクは特殊な形状のものもあります。

つけ方については、こちらの動画が参考になります。

 

 

外から帰ってきたら

  1. 「手洗い」と「うがい」
  2. 目が痛い、かゆい、という場合は、「生理食塩水」で洗浄を
  3. 換気はなるべく控えて、外気を遮断

 

加湿器と空気清浄機で、室内の空気を整える

ダイソンの空気清浄機は、バンコクの百貨店などでも取り扱いがあるようです。

 

ダイソン 空気清浄機能付 ヒーター dyson Pure Hot + Cool Link HP03WS ホワイト/シルバー

 

また、室内のを加湿することは、ほこりやウィルスなどが舞いにくい環境をつくることに一定の効果があると言われています。


 

 

こんなライフハックも!

タイのローカルメディアによると「通常のマスクに、ガーゼやハンカチを重ねるだけでも、PM2.5の遮断率はあがります」とのこと。

マスクが手に入らない場合の緊急措置として、覚えておくと良いかもしれませんね。


 

 


参考HP(出典)

この記事は、下記のサイトを参考に編集しました。

サミティヴェートスクムビット病院
バンコクのPM2.5は小さくても大きな影響!健康への害から対処方法まで紹介

産業医科大学 呼吸器内科学
PM2.5の健康影響と対策 産業医科大学 呼吸器内科学 迎寛

3M NEWS
外出時の「PM2.5」対策 呼吸保護に、「N95マスク」・国家検定に合格した「防じんマスク」の着用が効果的 ~ 家庭では給気口やエアコン向け「空気清浄フィルタ-」が微粒子を捕集 ~

著者

田村 篤(ディレクター)
田村 篤(ディレクター)
海外での子育てを応援するメディア「ニコラボ」ディレクター|バンコクで子育て中、1児の父|24歳でタイ移住▷月給6万円の現地採用でスタート▷26歳で独立フリーランス▷30歳で海外起業&結婚▷海外での子育て・教育支援で活動中|一般社団法人 日本活育推進フォーラム 代表