海外で出会い、結婚し、家族がふえる。
多様な生き方がある現代、家族のかたち、子育ての可能性はどんどん選択肢が広がっています。
今回ご紹介するのは、タイ人の奥様と日本語プレイグループに参加された、山中 秀斗さん。
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お話を聞いた人
Rain Hill(スクムビットソイ47)の「こどもセンター」で行われた、日本語プレイグループ(1〜2歳児)の様子。約10組の親子が、ワイワイと楽しく遊びながら、日本語を学ぶ。
プレイグループ講師は、日本・海外で日本語教育の経験豊富な、伊藤さおり先生(写真・左)。
Q. ふだん、山中さんのご家庭では、何語でお話をされてるんですか?
わたしと妻は、英語で会話をしています。
妻とは、アメリカ留学中に知り合いまして、おたがい英語がメインのコミュニケーションですね。
Q. 奥様と美玲ちゃんも英語で?
妻と娘は、やはりタイ語がメインで、次に英語ですね。
現在、妻の実家で子育てをしているということもあり、祖父母がタイ語で話しますから、娘にとってはタイ語を聞く機会が、いちばん多いと思います。
Q. 日本語のプレイグループに通うのは、やはり日本語教育も重要と考えてのことですか?
はい。自分が海外生活が長かったこともあって、
わたしも、娘とは日本語を話したり、日本語の絵本を読むようにはしていますが、もっと日本語に触れてもらいたいと思って。
Q. 日本語プレイグループに通ってから、美玲ちゃんの様子はどうですか?
最近は、このクラスに通うようになった影響か、日本語の歌を口ずさむようになったんですよ。
あれです、「ひげじいさんの歌」とか 笑。
英語のクラスにも通っているんですが、妻が言うには、伊藤先生の日本語プレイグループのほうが美玲は好きみたいですね。
クラスのなかでの集中力が、ぜんぜん違うと言っていました。
Q. ご自身の海外生活が長いとのことですが、お子さんの将来はどのように考えていますか?
タイは、日本人のコミュニティも大きいし、シンガポールに比べたら遊び場も多い気がします。
日本は、自身の経験からすると、すこし異文化に対して寛容ではないところがあると感じます。
娘には、じぶんの人生は、じぶんで決めて欲しいと思いますし、妻とも同じ意見ですね。
ただ、いろんな環境で生きていけるために、子どもの選択肢を増やしてあげたいと思います。
そのために、小さい頃から日本語を学ばせておくのが大切だな、と感じていますね。
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【取材協力】
こどもセンター
Rain Hill Sukhumvit 47, 5th Floor
Tel: 0-2261-7429
Email: japanplaygroup@gmail.com
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