タイでの出産なぜなぜ
photo by BigTuang
2018年9月10日、義母が勤めるバンコクの病院で第一子となる元気な男児を出産しました。今回は朝7時に病院入りし、日にちが変わる数十分前に出産するまでに体験した出産なぜなぜをご紹介します。
41週に入っても陣痛が来なかった私は、最後の検診2日後に促進剤を打って計画的に出産しました。
当日は何も食べないで来てねとドクターに言われ、きちんと守って早朝7時に病院入りしたのですが、そこから出産するまでご飯はおろか、水1滴も飲ませてもらえませんでした。
最初から分娩室に通されたので、食事を摂るような雰囲気でもなかったんですが、体力をつけるための栄養補給は一切ナシ。
日本では出産グッズとしてストロー付きのペットボトルの水を用意したりしますが、この病院では必要ございません。
女性しか出来ない貴重な経験だもの、自然分娩で産みたい! と産前から切望していた私。
ところがどっこい、小さい頃から超健康優良児で痛み知らずの私は、子宮口が3cm開いた時点で「早くこの痛みから解放してくれ!」と弱音を吐いていました。
見かねた助産師さんが「無痛分娩の注射打つ?」と一言。
事前に選択しなかったけど、お茶してく?みたいなノリで無痛分娩が可能なのか、アメージングタイランドホスピタル! ちなみにしっかり打ってもらった、チキンな私です。
そもそも私のタイ語レベルが低すぎなのが問題なのですが、産前の検診時は毎度英語でドクターとお話していた私。
出産当日は色んな助産師さんや看護婦さんが様子を見に分娩室まで来てくれたのですが、当たり前のように毎度タイ語で話しかけられ、
「日本人です。タイ語は少ししか話せません。」と陣痛の痛みをこらえながら説明しました。
前々から今日産むと決まっていた外国人妊婦について、もうちょっと申し送りとかしてくれないのかしら?! と思ったのはここだけの話。
私は長年友人だったタイ人夫と昨年結婚し、同年末にバンコク入りしました。そしてすぐ妊娠が発覚し、バンコクでの新生活とほぼ同時スタートで妊婦生活が始まりました。ここバンコクで初めての妊娠という事で、右も左も分からないプレママとして感じた日本とタイの違いや疑問、不満を赤裸裸にご紹介したいと思います。
nicolabo MAMAライター By Sat