《週末にくらい1人時間がほしいのですが、夫に言うと機嫌悪そうになります。私が甘えすぎでしょうか?≫
毎日お子さんといて、24時間ずっと一緒で、あー座れた。と思ったら
「ママ―」と呼ばれたり、泣き出してしまったり。
今日は一緒に寝よう。と思ったのに夜泣きがひどくて寝れなかったり。
トイレ行くにもついてきて、ゆっくりお風呂なんて入れないし、ゆっくり1人で好きなことする時間なんてもってのほか
せめて、週末にくらい、夫のいるときにくらい少しの時間でいいから。
1時間でもいいから、一人になりたい。
そう思うのはごくごく当たり前なことです。甘えてなんかいないです。
一人時間は一人の人として、とても大事な時間です。
ママになった途端一人時間いらない?
そんなことないです!!
「一人の時間がほしい」こう伝えることは夫婦の関係によっては、とてもハードルの高いことかもしれません。
高いのかもしれないけれど、伝えてみないと分からないこともあります。いやな顔をするのは、もしかしたらご主人もお子さんと2人になる時間が不安なのかもしれません。どう接したらいいのかわからないからなのかもしれません。
ママが1人になる事で、ご主人はどんな気持ちになるのか。その気持ちが少しでもわかれば、嫌な顔されてるように見えるその裏にある気持ちに気づけたら少し何かが変わるのかもしれません。
一人時間を作ることは甘えなんかではないです。一人時間欲しいな、そう思う自分の気持ちに正直に。我慢しなくていいですよ。
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IG: midwife_kanako
筆者
杉浦加菜子(Kanako Sugiura)
・日本の助産師・看護師・保健師
・2児の母
・じょさんしカフェonline 代表
・出張専門あおぞら助産院 院長
・日本助産師会 会員
愛知県出身。幼少期にアメリカミシガン州に住む。帰国後、看護学生時代に出産のビデオを観て助産師になると決意。助産師として東京都内の周産期病院とクリニックの産科とNICUに勤務。長女9ヵ月の頃、夫の転勤のためオランダ在住。在蘭中、日本人ママ向けにマタニティヨガや、ベビーマッサージ、子育て相談を開催。次女をオランダで自宅出産後、夫の会社の都合でわずか産後3週間で日本に帰国する。帰国後、自身の海外での妊娠、出産、子育ての経験から「世界中どこにいても安心して自分らしく生き、子育てできる環境を作りたい!」と思い続け、2019年1月に「じょさんしカフェonline」を立ち上げる。
現在、世界中に住む日本人ママの、妊娠・出産・子育てに関する相談やお話の場、子育ての学びができる場になっています。